コエンザイムQ10の役割はエネルギーを作り出すことです。体に必要なエネルギーは細胞内のミトコンドリアで作られているのですが、コエンザイムQ10はミトコンドリアの働きをサポートして、エネルギーの生産効率を上げます。ですから、コエンザイムQ10が不足すると疲れやすくなったり、運動能力が低下したりします。また、エネルギーを作り出す能力が下がるということは、糖分が体脂肪として身体に溜まる原因にもなります。
もう一つの重要な役割は抗酸化作用です。ビタミンEと同等の活性酸素除去能力があると言われています。細胞は酸化することによって、老化していくのですが、コエンザイムQ10は細胞の酸化を抑制してくれるため、老化防止に効果的です。しわやしみなどの肌の老化を防ぎ、血管や内臓を若々しく保ってくれるため、若返り成分として注目を浴びているわけです。
健康や美容に気を使っている人はもちろん、スポーツ選手もコエンザイムQ10を摂取して能力を向上させています。
コエンザイムQ10は体内で合成できるのですが、その量は20代をピークに減少してしまいます。そして、どんどん不足状態になってしまうんです。1日の摂取量は60〜100mgで効果があるとされていますが、イワシで100mgを摂ろうとすると20匹くらい、ブロッコリーだと14キロくらい必要になってしまうため、食品から摂るのは現実的ではありません。コエンザイムQ10はサプリメントで補うのがいいです。
コエンザイムQ10は油に溶けないと吸収されにくい性質を持つため、錠剤よりも油と溶かして作られたカプセルタイプのもののほうが、吸収率が上がっていいです。サプリメントでとる場合、1日100mgを目安に摂ってください。また、過剰症の心配はなさそうです。
アルファリポ酸はエネルギー生産において重要な役割を担っている細胞内のミトコンドリアの働きをサポートしています。体内に取り込まれた糖をエネルギーに変換するため、脂肪として蓄えられるのを防ぎます。この作用により、ダイエット効果があると話題になってるんですね。カロリーカットによるダイエットとの違いは、代謝の部分を改善するためリバウンドが起こりにくく、且つ健康的だということです。
そしてもう一つは抗酸化作用です。アルファリポ酸はビタミンC・Eの約400倍の抗酸化作用があると言われてます。非常に強力な酸化防止作用により、体の老化を抑えてくれます。また、力を失ったビタミンCやEなどの抗酸化物質を再び活性化させる働きも持っています。
アルファリポ酸はコエンザイムQ10と同様、体の中で生成される補酵素なのですが、年を取るとともに十分な量が生成されなくなり、また、食事から必要量を摂るのが難しい成分です。そのため、サプリメントで摂ることが薦められています。
ダイエットサプリメントとして紹介されることも多いアルファリポ酸ですが、健康に過ごしたい方全員にお薦めできる成分です。
L-カルニチンはアミノ酸の一種で、コエンザイムQ10やアルファリポ酸と同じく、エネルギー代謝に大きく貢献します。細胞内でエネルギーを作り出すのに重要な役割を担っているミトコンドリアに脂肪を運ぶのがL-カルニチンの役目です。脂肪をエネルギーに効率よく変換するため、ダイエット効果が見込めます。また、疲労回復効果や運動能力アップ、スタミナアップなどの効果があるため、スポーツ選手にはL-カルニチンの摂取が薦められています。
運動や食事制限をしてもなかなか痩せないという方は、L-カルニチンが不足している可能性があります。また、血中のコレステロールの増加を防ぐという効能も認められています。
L-カルニチンもコエンザイムQ10やアルファリポ酸と同様に20代をピークにどんどん減少していく成分です。食事から摂取する場合、肉類の良く動かされる筋肉の部分によく含まれています。ラム肉や牛肉に多く含まれていますが、これらでたくさん摂ろうとすると脂肪なども摂りすぎてしまいますので、L-カルニチンもサプリメントで補うのが現実的でいい方法です。
皮膚の70%はコラーゲンで形成されており、特に表皮の下にある真皮と呼ばれる部分はコラーゲンが多く含まれ、肌に潤いを与えてくれます。ところが、コラーゲンは年齢と共に生産量が下がっていってしまいます。それが、肌のたるみやしわの原因になります。コラーゲンを適切に摂取することで、若さを保つ助けとなります。
コラーゲンを含んだクリームなどがありますが、実はコラーゲンは皮膚からはあまり吸収されないようです。ですので、体に直接取り込む必要があります。ビタミンCと一緒にコラーゲンを摂ると効率がよくなりますので、サプリメント等で補う場合はビタミンCが配合されているか確認してください。
食物繊維を摂ることによって、腸内環境が整えられたり、便通が良くなるというのは良く知られている効能だと思いますが、他にも、コレステロールの吸収を抑えてくれるため、生活習慣病の予防にもなります。また、血糖値の急な上昇も防いでくれます。
ただし、あまり食物繊維を摂りすぎると各栄養素の吸収が低下し欠乏してしまう可能性がありますのでご注意ください。
ウコンの効能として有名な肝機能の強化に有効なウコンは秋ウコンで、通常、単にウコンという場合は秋ウコンを指すようです。
秋ウコンの中に含まれるクルクミンという成分が肝臓の機能を強化するのに役立っているのですが、このクルクミンが春ウコンには少なく、紫ウコン(ガシュツ)にはほとんど含まれていません。クルクミンにはガンを抑制するという効果、活性酸素を抑制するという効果が発表されています。
その他、ウコンには精油成分やビタミン・ミネラルも含まれており、抗酸化作用・殺菌作用・動脈硬化の予防にも役立つと言われています。
お酒を良く飲む方にお薦めされているウコンですが、ウコンには他にもいろいろ素晴らしい効能があります。また、薬ではありませんので副作用などの心配は要りません。
ガジュツにはアズレンという短時間で腸に溜まっている老廃物を排出してくれる成分が含まれています。腸に老廃物からでる毒素が脂肪の燃焼を妨げる原因となって、脂肪を蓄積させてしまいます。ガジュツに含まれるアズレンが老廃物を排出することによって、脂肪燃焼を促します。これがダイエット効果につながります。
また、ガジュツには体内の余分なコレステロールを排出し、コレステロール値を下げてくれます。その他、抗酸化作用や殺菌作用など他のウコンと同じように様々な効能が期待できます。
]]>ドコサヘキサエン酸(DHA)の役割で有名なのは、「頭がよくなる」でしょう。これは脳の情報伝達をつかさどっている部分にドコサヘキサエン酸(DHA)がなくてはならないからです。そのため、ドコサヘキサエン酸(DHA)を摂ると学習能力が向上します。ドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取量が少ないと、脳の発達が悪くなることがわかっています。
その他、ドコサヘキサエン酸(DHA)には血液サラサラ効果や悪玉コレステロールを減らす、生活習慣病を予防などの効果も期待できます。
ドコサヘキサエン酸(DHA)は魚類全般に良く含まれていますが、昔に比べて魚を食べる機会が減少傾向にあるので、ドコサヘキサエン酸(DHA)の摂取量は減少傾向にあります。
この栄養の偏りが、将来的な病気の原因になっていきます。栄養素をバランスよく摂るためにまずしなければいけないことは、「サプリメントを摂ろう!」ではなく、もちろん食生活の改善です。食事を見直し、摂り過ぎているものは減らして、現代人の多くに不足しているビタミン・ミネラルを補うために野菜や果物の摂取量を増やすのがいいでしょう。
しかし、残念ながらそれで解決できるかというと少し難しいんです。なぜなら食生活を改善したくても、どうしても外食が増えたり、忙しくてコンビニで買ったもので済ませてしまったりすることがあるでしょう。理想の食生活を維持し続けるのは意外と難しいものです。
そして何よりも野菜をたくさん食べたとしても、野菜自体の栄養が昔に比べて低くなっているんです。品種改良・土壌の栄養の減少・農薬などが原因です。相当たくさんの野菜を毎日食べないと必要な量の栄養素を満たせなくなっています。現在の食生活では、野菜の食べる量が減っているうえに、野菜の栄養素の量まで減ってしまっているので、慢性的にビタミン・ミネラルが不足してしまうのは当然でしょう。
そこでどうしても不足してしまうビタミン・ミネラルを補うためにサプリメントの登場です。巷には様々なサプリメントが溢れかえっていますし、サプリメントを特集したTVや雑誌などもよく見かけますので、もう既に何らかのサプリメントを摂られている方も多いと思います。
健全な食生活を基本とした上で、どうしても不足がちなビタミン・ミネラルをサプリメントで補えば、病気とは縁のない健康的な生活を支えてくれるでしょう。
日本では一般的に「栄養補助食品」とか「健康食品」と呼ばれ、分類上は普段の食事で食べている食品と同じ分類になります。そのため、薬のように効能や使い方などを表示することはできません。
サプリメント消費大国アメリカでは、成人の60%以上が何らかの形で日常的にサプリメントを利用していると言われています。国民の健康に対する意識が高く、健康維持のためにサプリメントを摂っている人が多いようです。
日本でもサプリメントの消費量は年々増えていますが、「薬のように病気を治してくれるもの」だとか、逆に「身体に悪い作用があるにちがいない」などと考えている方は少なくないと思います。サプリメントは基本的に足りない栄養素を補うために摂るもので、病気を治すためではありません。もちろん、サプリメントを摂ることによって栄養不足が解消され、結果として患っていた症状が治る可能性はあります。しかし、すでに何らかの病気を患っている方は医師の指示を仰ぐべきですね。
サプリメントは薬ではないということを踏まえたうえで上手に使っていけば、病気になりにくい健康的な生活を送ることができるでしょう。
栄養素というのは単体で摂っても効果が薄いんです。これは一つの栄養素は他の栄養素と密接に関わっているためです。合成栄養素の場合、天然の食品と違い色々な栄養素がバランスよく配合されていないことが多いため、体に吸収されにくく、働きも悪くなってしまいます。また、人間の体は合成物をブロックするようにできていますので、合成栄養素はますます吸収が悪くなってしまいます。
天然栄養素の場合、様々な栄養素が含まれるため吸収率が高まります。また、配合されている栄養素自体も合成されたものと違い、普通の食品からの栄養素と同じ形のため吸収率がだんぜん高いです。
ただし、ビタミンCのような化学式の単純なものは合成のサプリメントでも問題ないという事がわかっているようです。
「表示されていても何のことか分からないので一緒だ」と思わないで下さい。これはサプリメントメーカーの姿勢を見ることができます。きちんと情報を開示しているメーカーは消費者のことを考えていると言えると思います。
特にインターネットで購入する場合、商品紹介のページに成分を表示していないものも結構あると思います。その場合、直接問い合わしてみるのもいい方法でしょう。きちんとしたところはきちんと回答してくれます。逆に回答がいい加減なところのものは買わないほうがいいでしょう。
サプリメントを選ぶ際には、加工方法もポイントになります。加工の工程で加熱処理をするのですが、ビタミン・ミネラルや酵素といった栄養素は熱に弱いので高温で処理をすると壊れてしまいます。特に酵素は37度前後くらいの温度で破壊が始まります。
高温処理するほうが早く安くサプリメントを作ることができるため、多くのメーカーは高温処理で大量生産しています。ですが、高温処理によって栄養素が壊れてしまっているので効果は低くなってしまいます。
表示には「これだけの栄養素が入っています」と書かれていても、実際は熱で壊れてしまっていて、摂る意味がほとんどないなんてこともありえますので注意してください。
栄養素を壊さないためには、低温で処理しなければなりません。低温処理されたサプリメントは見た目がまだらになります。見た目が完全に均一なものは高温処理されている可能性が高いです。また、低温処理は手間ひまがかかる分、メーカーが強調できる部分です。低温処理をしている場合、どこかにそういう記述があるでしょう。
サプリメントは大体錠剤でできていて、1粒2粒で1日の必要量を補えるため、とても手軽でカンタンです。そのため、一部の人は「身体にいいんだからもっと摂っちゃえ」とばかりに多量に摂取したり、何種類も同じようなサプリメントを摂ったりしています。でも当然摂りすぎはダメです。
一部の栄養素は現状、摂り過ぎても特に何も起こらないようですが、栄養素によっては大量に取り続けると、身体の具合が悪くなったり、最悪病気になってしまうこともあるようです。
サプリメントは薬ではないので、残念ながら一日の摂取量を明記することができません。ですが、大体のメーカーはラベルに「1粒で1日に必要なビタミンを」とか「1日2粒を目安にしてください」なんてことが書いてありますので、その通りにするほうがいいでしょう。
ということで、サプリメントはとにかく摂ればいいものではなく、自分に必要なものだけを適切に摂る必要があります。そうしないと逆に身体の調子が悪くなったりするかもしれません。
即効性のあるエネルギーで体内に入るとすぐにエネルギーになります。ビタミンB1と摂ると効率よくエネルギーになります。炭水化物は肝臓や筋肉にグリコーゲンという形で蓄積されたりもしますが、摂りすぎると脂肪になってしまいますし、多く摂り続けると糖尿病の原因になります。
低炭水化物ダイエットというのがありますが、炭水化物大好きな日本人にとってなかなかいいダイエット方法だと思います。日本人の食事に占める炭水化物の量は多いので、炭水化物をカットすれば大幅なカロリーカットが期待できます。たんぱく質や脂質と違って、炭水化物の大部分は身体のエネルギー源にしかならないので、安心して減らせます。
炭水化物を減らした場合、炭水化物からエネルギーを十分に得られないため、脂肪を分解してエネルギーを得ようとします。そのため、脂肪が燃えやすい身体にかわるんですね。
ただし、脳にとっては炭水化物が唯一のエネルギー源になりますので、不足してしまうと脳の機能が低下してしまいます。最低でも1日100gの炭水化物は必要です。